『本の読み方』なる本を読み終わりました。
小説家が本を読むときは、ここまで考えているのですね。凄いです。作者の意図を掴み、物語の裏を読む、まさに1を知って10を知るといった感じの読書です。残りの9は間違いかもしれませんが、自分が思考した結果というのは、無駄にはならないでしょう。
私は、何より時間を惜しいと思ってしまう性格で、今までは読書なんてものは斜め読み、小説なんて粗筋さえわかればそれで十分という感じでした。ケースバイケースなんですが、物語の終末ばかり気になってしまって、先を急いでしまうのですよね。
どうもそれじゃあ、ダメのようです。確かに、今までの実感からして、流し読みした作品って印象に残らないんですよね。漠然と面白かったような気がするけど、どこが?とか。
結局、印象に残ってる作品ってのは、夜、寝る前に何度も読み返している睡眠導入剤として利用してる本だったりするのです。読むたびに色々想像でき、あわよくば夢の中で物語の続きを味わいたいというような本です。
これからは、どっしりと腰を据えて、じっくりと一言一句吟味しながら読書を楽しむことにしましょう。
といったところで、次のお題を探すべく本屋に行ったのですが、これといって買いたい新刊が無かったので、無難に日本を代表する文豪である谷崎潤一郎の『細雪』を買ってきました。『春琴抄』だとか短編は、いくつか読んだのですが、長編はまだ手をつけていなかったので、まずはこれから。
- 2006/12/13(水) 23:59:59|
- Zakki
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